鍼灸治療

当院では獣医師による鍼灸治療を行っております。鍼灸治療とは、東洋医学の治療で大変古い歴史を持つものです。 体中にあるツボ(経穴)を刺激することで 経絡(ツボを結ぶ線路のようなもの)に働きかけ、 気、血を調節し臓腑の変調を整え、自然治癒力を引き出します。

鍼灸治療について

当院では獣医師による鍼灸治療を行っております。
鍼灸治療とは、東洋医学の治療で大変古い歴史を持つものです。
体中にあるツボ(経穴)を刺激することで経絡(ツボを結ぶ線路のようなもの)に働きかけ、気、血を調節し臓腑の変調を整え、自然治癒力を引き出します。

鍼治療

鍼治療は、非常に細い(髪の毛程度)金属の鍼をツボに刺して刺激を与えます。
当院では感染症予防の為、使い捨ての鍼を使用しています。
また、敏感なワンちゃんネコちゃんに 圧鍼(刺さない鍼)なども用意しています。

灸治療

灸治療はツボの上に必要な大きさ、固さに捻ったもぐさを置き火をつけ熱を与えることでツボを刺激します。
また、お灸にもツボを面と捉え熱を与える棒灸や貼るタイプの長生灸などもあります。

ご来院の際は、時間に余裕を持ってお越しください

ワンちゃんネコちゃんの状態を問診、脈診、舌診、望診など丁寧に診察を行い最適な治療法を決定します。
その子一頭ずつに合った治療法を選択しますので、同じ病気でも選ぶツボが異なることがあります。
そのため初めてご来院の際は一時間以上お時間をいただきます。また、鍼灸治療は痛い、熱いというイメージがあるかもしれませんが、当院での治療では痛み、熱さを感じることは殆どありません。
特にお灸では気持ちよく寝てしまう子がいるくらいです。

画像は、鍼治療を行っている時のものです。
矢印の指す、黄緑色のものが鍼(はり)です。痛みを感じていない事が、ワンちゃんの表情からもわかります。

施術動画

施術の様子をわかりやすくお伝えする為、当院のムサシ君の 鍼治療 と お灸治療 の様子を撮影した(YouTube)動画をご用意しました。
ムサシ君は、腰の変形性脊椎症で、軽度の腰痛持ちですが、お灸で腰が軽くなるようです。

現在、獣医大学では東洋医学の分野の授業は殆どありません。
そのため、卒業後に自ら学んで習得することになります。
当院の獣医師は、日本で唯一の獣医師の為の鍼灸専門学校である日本獣医中医薬学院に在籍しています。

鍼灸治療の適応症例

救急の場合を除けば、殆どの病気に対応しています。その中でも鍼灸治療は、慢性疾患を得意としてます。
例えば、椎間板ヘルニア関節炎股関節形成不全変性性脊髄症(DM)などの疼痛緩和、麻痺改善に高い効果があります。
高齢で足腰が弱ってきた、何となく元気がない、虚弱体質、アレルギー体質のワンちゃんネコちゃんの気を補う治療としてもおすすめです。
また、末期がん等の緩和ケアや手術後のリハビリテーションの一環としても選択されることもあります。

西洋医学的な診断、治療が必要と判断した場合はそちらをおすすめすることもあります。勿論併用することも可能です。
また、極端に攻撃的など性格上の問題から鍼灸治療を行えない場合もございます。

診察について

鍼灸治療は予約制になります
受付日時

ご予約時間

10時〜
11時〜

診察時間
《初診》… 60分 〜 90分くらい 《2回目以降》… 40分 〜 60分くらいお時間をいただきます。
お問い合わせ
TEL.0280-48-7111

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